集積の経済、付け値地代曲線、チューネン圏、重力モデル、中心地理論、シェリングの分居モデル、ウェーバーの立地三角形、順位・規模法則を、それぞれ一つの画面で説明する。
映像は直感をつかむためのもので、数値の出典と適用範囲は本文を基準とする。縦型版の英語・日本語字幕版は今後の予定。
この映像は八つのモデルを一続きの概観にまとめたもので、各章で一つのメカニズムを扱う。
- 集積の経済:企業や人が集まると、取引先・労働市場・知識を共有でき、平均費用が下がる。
- 付け値地代曲線:中心に近いほど通勤費が安く、土地に払える額が高いので、地代は距離とともに下がる。
- チューネン圏:輸送費の異なる農産物が、土地1単位あたりの収益の順に同心円状に並ぶ。
- 重力モデル:二地域間の取引は双方の規模とともに増え、距離とともに減る。
- 中心地理論:サービスごとに需要の閾値と到達範囲が違うので、都市は大小の階層をなす。
- シェリングの分居モデル:一人ひとりは近所の一部が自分と同じであればよいと考えても、全体ははっきり分かれうる。
- ウェーバーの立地三角形:原料地と市場の間で、工場は総輸送費が最小になる点に立地する。
- 順位・規模法則:一国の都市の規模は、順位にほぼ反比例することが多い。
どのモデルにも前提があり、映像は一つの画面でメカニズムを示すだけである。導出と限界はそれぞれの専門の記録で扱う。このシリーズの端点立地、ホテリング、ロックイン効果の記録は、そのうちいくつかの章を展開したものと見ることができる。
日本語版
同じ映像の日本語字幕版。
出典: Fujita, Krugman and Venables (1999);McCann (2001);各章の古典:von Thünen (1826)、Weber (1909)、Christaller (1933)、Schelling (1971)、Alonso (1964) など。